【チャンスをモノにする】ボールを奪う方法

自分に仕事が与えられるメカニズムは4つあります。
1つ目はじぶんで見つけてくる方法
2つ目は人から与えられる方法
3つ目は相手から奪う方法
4つ目は擦りつけられるというもの

ほとんどは上から降ってくる仕事だと思いますし、
自分で新規の案件を引っ張ってくることはかなり
難しいことです。

めんどくさい業務が擦りつけられることもありますが、
その逆に、
相手から仕事の主導権を奪うこともできます。

もちろん責任も伴いますが、
自分のやることを自ら掴んだともなれば、
やりがいは倍増します。

チャンスを見逃さないことが大事です。

ボールを奪う方法

仕事は相手とのキャッチボールです。

相手からこんなんやりたいとか
何かしら要件を提示されたら
それについて検討して回答します。

逆に
自分が用意したものを相手に提示して、
その内容について相手に考えてもらうこともあります。

そんなふうに、
受け答えし合いながら仕事を進めていきます。

その様子から、
主導権を持つことを
“ボールを持っている”
と言います。

優秀な人はたくさんボールを受け取ってそれを捌きます。
器用じゃなければやりきれません。

そこが狙い目なのです。

安心感を示す

ボールを捌く中心にいる人は
ボールを預けて大丈夫だという安心感がある人です。

任せて安心。
そう思える人にこそボールが集まります。

新人のうちは特に
「まずはここまでやってもらおうかな」
みたいな感じで、
業務の全部を渡されることはなくて、
重たい部分を上司が担ってくれることが多いです。

なぜなら、まだ安心感が足りないからです。

この状態だと、
上司にとっては負荷が重くなっているにすぎません。

安心感を示すことができて初めて、
「あとは任せた!」
となります。

ルーズボールを狙う

重要そうなもので、
誰のところにも属していないものを見つけた時
それが自分にとってプラスになるのか
マイナスになるのか判断する必要があります

マイナスなものは
ただただ面倒くさい雑用業務です

プラスになるものは
誰もやり方がわからないもので
それをやることで
その道の第一人者になれそうなもののことです。

それが任されるか否かは
基本的に早い者勝ちです。

チームが困っているもので
誰も手がつけられていないものに
自ら飛び込み解決することができれば
チームにとって大きな存在であることを示すことができます。

最後に

4月に
「やりましょうか?」
と言ったら
「やるってことは最後までやり切る責任を負うってことだからね」
と言われ
「確かに。厳しそうです」
と言わざるを得なかった案件がありました。

その担当になれば、
いくつもの部署のパイプを任されるような
経験ができることがわかっていて、
設計開発ではわからないことに飛び込む必要が出てくる
かなりチャレンジングな内容でした。

正直悔しかったのですが、
第3クオーターに入ったあたりから
徐々に窓口を任されるようになってきました。

そのタイミングから
主導権を渡すものかと
ボールを死守しました。

結果として、
いつしか主担当として、
認知されるようになりました。

思い返せば、
当初の何も知らずに諦めざるを得なかったあの時から
かなり成長したなと思えます。

これはひとえに、
虎視眈眈とチャンスを伺っていたからだと言えます。

やはり、チャンスは自分で見つけて
モノにしていくしかないのだなと
痛感した瞬間でした。

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