【機械的措置】血を通わせない努力をする

自分を生きる





人がやる仕事なので
どうしても、気持ちが入ります

マニュアル通り
指示通り
冷酷非道で
融通が利かない
そんな絵にかいたような
絡みづらい人間が
正しい場合があります。

この仕事は
どちらのスタンスでいるべきか
そんな判断ができるように準備しておくとよいでしょう

ドライに対応すべき場面とは

今回お伝えしたいのは
感情を制して
数字やルールに従って
機械的に決定を下した方がいい場合があるということです

なるべく
そういった気持ちで決めたくなる瞬間こそ
一旦血の通わないロボットのような
対応をしてみると良いのかもしれません。

人の生死にかかわること

例えば
1L飲んだら死んでしまう薬があったとして
「あと100mlだけ飲んじゃダメか」
と掛け合いがあった時、
可愛そうだから、
「あとちょっとだけ飲んでいいよ」
みたいな言い方ができるのか否か
という話です。

「いやいや、良い悪いではなくて
超えたら死ぬんですよ」

という話です。

物の生死にかかわること

どうしても、
あと1週間使いたい機械があった時に
それがもう使用期限が切れていて
いつ壊れるかわからない状況だったとして
どう判断するか
という話です。

俯瞰すれば
絶対に使わないのに
緊急事態になると
無理だダメだとわかっていても
手を出してしまうのです。

なるべく
そういった気持ちで決めたくなる瞬間こそ
一旦血の通わないロボットのような
対応をしてみると良いのかもしれません。

ビジネスの生死にかかわる

この数字を多めに見積もれば
ガラッと印象が変わる

そんなぎりぎりの売値を目標に
していては、ふとした拍子に
検討範囲から大きく外れてしまいます。

そうなると、
利益の出ないビジネスモデルになり
結果としてそのビジネスは沈んでいくしかなくなるのです

最後に

どれくらい安くできるか、
どれくらい丈夫にできるか
これはできるのかできないのか
そんな質問をされると
2つ返事で「はい」と言いたくなりますが
それは危険だということが言いたいです。

振り返ってみると
“あの段階でOKなんていえる見込みないよね”
ってこともたくさんあります。
なのに、当事者である過去の自分は
やれると信じていて
やれると答えてしまうのです

加えて上司が
「なんでできないの?」
とか聞いてくるから
さらにおかしくなるのです。

だからこそ
自分自身で
「この指標はここが限界だ」
と、自信をもって言えるようにしておく必要があるのです。

無理なものは無理だと言える勇気を
持つようにしたいです。

そうでもして
対応しなければいけないものがあるということ
それに気づいていただければ幸いです。

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