【弱小ゴルファーの日記㉒】練習で大切な”拘束を加えること”について

ゴルフ日記




今回お伝えしたいのは
効果的な練習をするためには
自分の動きを自分で制御する必要がある
と言うことです。

自分自身の意志で拘束が加えられないと
ピンポイントな矯正ができなくなります。

練習で意識したい拘束について

拘束とは

拘束とは
動かないように固定することです。

練習においての拘束は
ある動きができないように制限することです。

意識したい部分を集中して鍛えられるように
拘束していくということが大事になります。

練習で拘束が大切な理由

大きな理由の1つは
的を絞って練習できるからです。

練習で拘束する
と言うのは、
1つのポイントに絞って練習をするために
他のポイントをある条件に固定しておくことです。

1つの問題点が見つかり
それを矯正していこうとした時に
Aを治そうとしてAを意識すると
今まで意識していたBまでできなくなって
結局Aを修正するということができない
ということが多く起こり得ます。

そうなってくると
Aの練習なんてできたもんじゃない
と言うことになります。

だからこそ、
○○は動かさない。
とか
○○を使わない。
と言った拘束条件を使って
強制していくことが大事なのです。

拘束ができるという能力があるということ

上述したように
「Aをやってみて」
と言われて
すんなりとAだけできる人と言うのは
比較的能力の高い人だ
と言えます。

なぜならば、
他の部分をできたままに固定して
ピンポイントに体の動きを矯正できる
と言うことですから。

その域に達するためには
ある程度、体を自由に使いこなせる必要があります。

Aを意識しろといわれると
Bができなくなり、
結果としてAの矯正ができなくなる
と言うような状態の人は
もっと強力な拘束をする必要があります。

1つの技術を狙って伸ばす練習の一つに
基礎錬と言うものがあります。

基礎錬は
球技なのにボールを使わないとか
道具を使わないとか
そういった過剰な拘束条件を伴う練習です。

だからこそ誰でもできるわけです。

できるところまで拘束条件を加え
意識して修正したい部分に
メスを入れていく必要があります。

最後に

ゴルフを始めするスポーツでは
体の連続的な動作の
1つ1つのプレーが出来上がっています。

動的なスポーツであればあるほど
走りながら精密なプレーを要求されます。

止まりながら安定してできることも
動きながらだと急にできなくなる
と言うのがスポーツの難しさです。

ゴルフで言うならば、
止まったボールが打てるという意味で
簡単そうに見えますが、
体から遠く離れたものを扱うという意味で
結構難しいのです。

特殊な道具をしっかり扱うために必要な
体の動きをしみこませるためには
関節1つ1つ意識して動かす必要があるほどに
繊細な動きが求められます。

一つ一つのポイントを
一つずつ解消していくためにも
体の動きを一つずつコントロールできるように
していきたいものです。

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