熱くなると周りが見えなくなります
いつもなら気付く間違いをそのままにして
ミスを招いてしまいます
そのようなミスを避けるためには
冷静になる必要があります。
一方で、
常に片隅に冷静に
俯瞰した視点を持つことは
不可能に近いです。
人間器用ではないので、
一度に二つの感情を
合わせて抱えることはできません。
だからこそ、一度あえて時間を作る
そうやって余裕を持つことで
冷静さを宿すことができ
正しい判断ができるようになります
1割の冷静さを確保する意義
“冷静”とは
感情に左右されず落ち着いている様を言います
“静”という感じは
“青”は澄んだという意味なので
“争い”が落ち着いた様子を表します
冷たいというのは
物理的にも落ち着いているということを指します
つまり
“冷静”とは落ち着いている様そのものなのです。
“1割の冷静さ”とは
他の9割の構成がなんであってもいいと思いますが、
なにをするにせよ、
1割は冷静さを備えておきたいということです。
9割は
焦りとか、熱意とか、下心とか、自尊心とか
いろんな感情が渦巻くことで生まれる
熱量が占めます
それに対してブレーキをかける役割が
残り1割を占めていて欲しいのです
ここで、
1割取っておくというのは
量でもあり、時間でも同様に表現できますが
“冷静さ”を一例に、
心の状態というのは
正直いくつも共存できないです
喧嘩してしまいます。
だから、時間で確保するしかないと思います。
いろんな感情と喧嘩しながら、
厳しい判断をするのではなく
まずは、
正しい判断をするための余裕を作る
それが”1割の冷静さを確保する”ということなのです。
1割の冷静さを持つ意義
最後の最後に一呼吸おくことができます
そうすることで、
間違った選択を回避できるかもしれません。
余計な一言を発することがなくなるかもしれません。
ミスに気付けるかもしれません
いつも通りにすることが一番難しく
それをやる手助けになるのです
時間を確保する方法
例えば
一流のスポーツ選手が
ものすごいゲームスピードの中で
次々にミスなくプレーしている
そんな事実があります。
これは、
瞬間的に余裕を作り出せるように
プレーの前に状況把握を行ったり
次の動作に移りやすいように予備動作を入れたり
そういった工夫をしているのです
すなわち、
冷静になる時間というのは
自ら作り出すものだということです
忙しいから
焦ってしまっているから
冷静さを欠いた判断をしてしまう
この状態を避けるために
正しく判断する余裕を作り出すことが必要なのです
最後に
焦ってしまうときほど
冷静さを取り戻したいものです
ただし、
忙しければ忙しいほど
焦れば焦るほど
切羽詰まってきて
余裕を持つことを忘れてしまいます。
だからこそ
日頃から余裕を持つための
練習をしておくことが非常に有効になってくるのです
あなたも是非心がけてみては?
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