【社会を正八面体で捉える】前に進んでいる実感が得られない人に伝えたい話

自分を生きる




今回お伝えしたいのは
前に進むことは苦しいということです。

例えば、
前に進んだと思ったのに
ふと気づくと
少し前と何も変わっていない気になる。

むしろ、
後退しているような気になる

そんな経験をしたことはないでしょうか

前に進もうと覚悟したからには
何か成果を掴まないと
徒労感に押し潰されてしまいます

 

方で、
苦しいからと言って
前に進んでいないというわけではない。
と言うことを、強く伝えたいのです。

もし、思たような成果が出ておらず
思い描いた理想とのギャップに苦しんでいるのであれば
是非ともこの先を読んでいただきたいです。

前に進むことが苦しい理由

人が生きる社会の構造は
正八面体になっていると思います。

ピラミッドの底面を
2つ重ねたような形です。

 

家の一室で、
好きなことをやって
家族に迷惑をかけて
王様のような暮らしをしている人は
恐らくその頂点に君臨します。

狭い世界で一番の人間です。

 

その対面の頂点には
ロスチャイルド一族のような
世界を裏で牛耳るだけの権力を持った人が
いるのだと思います。

 

僕らは、生まれた時
家族という社会からスタートするので
家族の王様として君臨します。

狭い世界ではあるものの
その世界は、あなた中心で回るからです。

 

そして物心がつき
次の階層に進むと
学校ないしは地域と言った
母数が増えたコミュニティに属すことになります

新しいコミュニティに進むことで
自分が唯一ではないということを知ります。

そこで、
ある程度の地位を確立し、
お山の大将を獲得したとしても
また次の階層に進むと
もっと多くの人が関わる社会の中で
生きなければいけない事実に直面します。

この苦しさが
まさに前進したと思っている時の痛みなのです。

 

何かを知れば次のステージに進めると思い努力するも
進んだステージには
すでにそれを習得している多くのプレーヤがいる。

新参者の自分は
その階層ではまたビリケツスタート。

だからこそ、
むしろ後退したような
精神的な状態になってしまうのです。

 

苦しくても前に進んでいるということ

上述した通りですが、
次のステージに進んだからこそ
先行している新しい競争相手に遭遇するので
出遅れているという息苦しさや、
前に進んだはずが
先行集団に追いついただけだったという
キリの無さに苦しめられているのです。

 

前に進んでいないわけではありません。

間違いなく
後続集団を抜け出し、
その距離を縮めたという事実がそこにはあります。

新しいことをやるために入手した情報や
努力した時間や考え苦労した時間は
間違いなくあなたの経験として蓄積されています。

冗談だと思うのなら
日記に残してみると良いと思います。
→お勧めの日記のはなし(こちら)

1年前にやりたいと思っていたことに
挑戦している自分がいるかもしれません。

1年前にできないと言っていたことが
できるようになっているかもしれません。

これを前進と言わず何というのでしょうか。

最後に

ピラミッドを2つ重ねたような形ですから
どこかで折り返し地点が訪れます。

それがどこなのかは分かりません。

 

どこかで、
地位やら名誉やら手に入れて
社会の中でも一握りの人材だ
なんて思える日が来るのかもしれません。

そこまで行けば
進んでいる実感がないなんて
辛い思いをする日々はないかもしれません。

行くとこまで行けば
神になりたいとか思い始めて
それまた際限のない戦いに挑むことに
なるのでしょうか。

考えだしたらきりがないです。

 

目標なんてものは
いつだって暫定的で
常に更新されるもの。

夜空に輝く星が
近くまで行くと
灼熱の火の玉であるように、
目標に近づいてみると
その目標はまた違った形に見えると思います。

近づいたからこそ、
次の目的地が見えるのです。

未来を考えるのが苦しい
と言うのはもはや
息をするのと同じくらい当たり前だと言えるのでしょう。

走ったら疲れるように
筋トレすれば筋繊維が千切れるように
前に進むこともまた苦しいのです。

周期的な苦しさだと素直に受け入れ
向き合っていくしか術はないのです。

 

前に進んでいる実感をしっかり認めて、
着実に歩みを進めていきたいものです。

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