【割り切って生きる】部下にとって必要のない力とは

自分を生きる




部下として目指したい姿は
明確にYes/Noで判別できる
成果物を残すことです。

部下には決定権がありません。
上司が決定権を委託することで
裁量をもった部下も複数人いると思いますが、
これは非常に危険です。

なぜなら、
上司は部下を守ることを放棄したと言えるし、
もしくは、
共通戦犯として責任を負わされるリスクを負ってしまった
とも言えるからです。

部下であるうちは
決定権がないのだ
ということに、甘んじれば良いのです。

必要のない部下力とは

決断する力

何度も言いますが、
部下には決定権がないのです。

ですから
部下には決断力は必要ないのです。

決めると言う行為は
自分の言い分を主張し
それを押し切って施行し
責任を負うところまで付いてきます。

部下は責任を負うことがない代わりに
好きなように物事を動かす権限もないのです。

そもそも決断力
というのは言い換えれば”勇気”です。

「失敗したら怖いなー」
「本当にこれで大丈夫か、、」
のような気持ち的な不安に打ち勝てれば
決断なんて誰でもできます。

それなのに、
「決められない、、」
と悩んでしまうことがあると思います。

その時間は非常にもったいないです。

決定することは
あなたの役目ではないのですから。

必要な部下力

決定を促す力

上司は幾つかの判断材料のを以て、
決断を下します。
決断をすることは
責任を伴うことなので、
確実にYESだ。NOだ。
と言える場合でないと判断してもらえません。

ですから、
部下は上司がYES/NOとはっきり言えるように
主張をまとめておく必要があるのです。

筋道を立てて
自分のやりたいことや
やるべきでないと思うことを
はっきりと主張するのです。

論理的思考力

そのように主張するためには
やはり論理的に考える力が必要です。

そして、それを聞いて決断する上司も同様に
「YESと答えていいのか、、」
という疑問符を解決するために
1つずつ論理的に判断していくわけです。

納期的に大丈夫か。
コスト的に大丈夫か。
優先順位は高いのか。
難易度は適切なのか。
などなど。

懸念点を思い浮かべては
頭の中で解決していきます。
それに対して
少しでも「ん?」ってなると
「これはどうなってる?」
ってなるわけです。

ですから、
最初から
上司の思考回路になったつもりで
判断基準を用意しておくのです。

上司が通るであろう思考回路上の
判断基準を網羅した上で
「こうしたら良いと思います。」
と主張すれば

「そうだね。そうしよう」
となるはずなのです。

人に判断を委ねる時は
価値観を廃した
“論理的基準”で
決断を促す必要があるのです。

最後に

部下には決定権がないので
決断力は必要ないです。

ただし、
論理的に整理された
”こうあるべきだ”
という主張は持っていて良いのです

そして、
その主張通りに上司が動いてくれるように
思考回路を整理してあげることが
部下の役目であると言えます。

正直に言えば
決断することよりも
判断材料をしっかり用意することの方が
何倍も難しいのです。

それこそ、
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これを意識しておくことで、
いざ自分が決断を下す立場になった時にも
自分の決定を安心して信じることができます。

全ては自分のためなのです。




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