【人生に最も影響を与えた本】投資家みたいに生きろ@藤野英人

【紹介する本】投資家みたいに生きろ@藤野英人

投資と聞くと
お金をイメージして、
一歩引いてしまう人にこそ
読んでいただきたい本です。

この本は
投資家という職業に
なるための方法について
書かれた本ではなく

投資家の思考回路で
日々行動する。
という生き方を
提案してくれる本です。

その生き方というのは、

「その行動は投資ですか?浪費ですか?」

と自分に問いかけ、
“投資”と判断できる行動を
とることを言います。

“浪費”とは、
使うだけ使って後には
何も残らない行動のこと。

“投資”とは、
未来から何かしらの
リターンが得られる行動のこと。

常に、自分の行動が、
何を期待した行動なのか、
そう考えることを強く勧めてくれる本です。

この本を読むことで、
”未来を信じる生き方”
ができるようになります。

投資とは

投資=お金でない

投資と聞くと、
お金がらみの事を想像して、
疎ましく感じてしまう人が多いのが
今の日本の現状だと思います。

この本ではその価値観を壊しくれます。

株式投資みたいな形で、
お金を企業に投資して、
そのお礼でお金をもらう。
これも一つの投資の形ですが、

設備投資、
自己投資、
株式投資、
社会投資

って言葉があるように
必ずしも、
原資やリターンが
お金であるわけではないのです。

未来に向かってエネルギーを投じること

株式投資として、
お金で株式を買うように
自己投資として、
本やエステにお金を使うように

原資がお金であるように見えます。

ただ、その行動には、
行動を起こすために
費やした時間や体力、
悩んだ時間、
未来の自分への期待感
といった、
多くのエネルギーを
元手にしています。

原資が必ずしも
お金ではないと言ったのは
まさにこのことです。

すべての行動ひとつひとつに
エネルギーを注いでますから、
それら全てを、
投資と考えることもできます。

リスクをってリターンを受け取ること

体力を使うことも、
期待することも、
もちろんお金を使うことも
すべてリスクです。

心をすり減らすことも、
時間を使うことも、
体力を削ることも、
お金を使うことも、

すべてタダではありませんから。

それらのエネルギーを費やして
リターンを受け取ることが
“投資”の醍醐味です。

それが、
知識であれ、
人脈形成であれ、
価値観の醸成であれ、
もちろんお金の場合であれ、
投資のリターンであることに
間違いありません。

そうやって、
リスクをとってリターンを得ること。
これが“投資”なのです。

応援するということ

それから、
“応援するという考え方”も
まさに投資そのものであるといいます。

0から1を生み出すことも、
不便を解消してくれることも
楽しみを提供してくれることも、
すべてリスクをとった行動なのです。

いいな。
と思ったことを
応援しようと思うその行動が
まさに“投資”なのです。

その応援のワンアクションが、
相手にとって至極の
リターンであるわけですから。

投資家みたいな行動

とにかくアンテナを張る

リスクを冒しながら
いろんな挑戦をしている人が
世の中にたくさんいます。

その人たちを見つけて
応援することが
投資家の役割だと言います。

ですから、
投資家は本当に幅広く根を張り、
多くの情報を吸収しようとします。

この行動は
僕たちにとっても同様に大切です。

応援するためには
応援できるかどうか
見極める必要があり、

それは、
しっかりリサーチを
必要とするからです。

また、
いい変化に敏感になることで、
よりリスクを下げた行動が
とれるようになります。

浪費か投資かどうか考える

“浪費”とは、
冒頭にも触れましたが、
何も残らない行動のことを指します。

一番多いのが、
“無駄に携帯を眺める時間”
ではないでしょうか?

これは、
時間と体力と気力を吸い取る
お化けみたいな
浪費だと思います。

一見わかりづらいですが、
“自分の行動が浪費なのか投資なのか”

これを自問自答することで、
何かに気づくことができます。

自分が何気なく買うお菓子が、
浪費なのか投資なのか。

今日の飲み会は
浪費なのか投資なのか。

無駄だからやめる!
っていう極端な話ではなくて、
こういう意味でとった行動だ。
と責任を持つことが
投資家みたいに生きる
一歩目になると思います。

未来を信じる生き方とは

何かにチャレンジすることも、
誰かを応援することも、
未来を思った行動です。

もっといいものになって欲しいとか
この先も続けて欲しいとか、
そういう気持ちがあるから
応援できるわけです。

自分自身に投資するときも、
できると信じていないと
挑戦すらできません。

投資家の考え方の真髄は
未来を信じること。

著者の言葉を借りるなら、
失望を最小化するのではなく
希望を最大化することです。

リスクはつきものです。
それも分かった上で、
未来を信じるんです。

そのために、
日々、投資家みたいに生きる必要が
あるわけです。

最後に

この本を読んだ直後
僕がとった行動があります。

毎日シュークリームを買うことを
正当化したことです。

一番最初に
僕の”浪費先”って
何だろって考えました。

そして、
毎日の食後デザート
“シュークリーム”が
頭をよぎりました。

ただし、これは、
昼から自分が頑張るための投資であります。

それから、
「毎日美味しいシュークリームを
これからも並べてください」

っていうメーカー小売店への
応援の形でもあります。

とこじつけました。

最初は、
こんな感じでいいのでは
ないのでしょうか?

「これは何の意味もない買い物だな」
と思えば浪費が減ります。

それに、
「何かのためにとる行動だ」
という、意識付けが
投資家的思考のスタート地点でもあると思います。

「これは浪費なのか投資なのか。」

この自問自答から
始めてみていただきたいです。

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