【即席力】ありもので済ませる能力について

自分を生きる




なるべく省エネで
結果を出したいというとき
やるべきことは一つ
自分はなるべく手を動かさない
ということです。

新しく一から進めようとすると
動くのも考えるのもまとめるのも
全部自分になるので
非常に大変です。

もちろん
目的によりますが、
力を抜けるのであれば
なるべくやらなくていいように
考えるというのも手だと思います。

ありもので済ませるとは

例えば、
公園に行って、
何かに座りたいな
と思った時に座るのは
椅子でない何か
である場合がたくさんあると思います。

遊具であったり、
フェンスであったり、
地べたであったり、

お尻を置ければ
どこでもいい。

そんな考えに至ったことが
あるのではないでしょうか。

この場合
目に映ったもの
何でもいいから
とりあえず腰掛ける。

その俊敏さが目に浮かぶのではないでしょうか。

つまり
ありもので済ませるというのは
最短最速で結果に到達する行動のことだ
ということができます。

ありもので済ませる時の注意点

“とりあえず”であることを忘れてはいけない

ありもので済ませようとしている時
その行動の枕詞には
“とりあえず”が付いてきます。

“とりあえず”は、

未来のことは差し置いて
今にだけ目を向けること

もしくは

最終的な処置に至る前の
暫定的な措置のこと

の2つの意味があります。

どちらも意味していることは、
先々のことを考えると
やることはあるよ

ということです。

とくに、
暫定的に一旦処置しよう
ということで
“ありもので済ませた”
のであれば
その次のうち手をすぐに考えなければいけません。

暫定策で
傷口がふさがっているからと言って、
解決したわけではない。
ということを理解しておく必要があります。

全ては目的次第だということ

今は先のことまでは大丈夫
とにかく早く終わらせたいだけ。

という目的であれば
ありもので済ませることは
非常に効果的です。

ただし、
本当はここまで終わらせたいけど
できないのでこれで埋め合わせる

というものであれば、
次の計画を立てる必要があります。

本当は牛フィレ肉使いたいけど
間に合わせ的にはらみを使った

ということであれば、
物足りないことに文句を言ってはいけません。

間に合わせ的にとった行動が
そのまま評価されるか否かは、
すべて目的次第なのです。

最後に

ありもので済ませるという
即席力の象徴たる能力は
非常に素晴らしい能力です。

ありもので済ませる
という行動は
完璧を求めるならAとBとCがいるが
今回はありものでいいので、
Dを使えばいい

というように
完成形を頭で浮かべられていないと
行動に移りません。

また、
代わりになるものの
レパートリが多くないと
提案力も下がります。

ありもので済ませられる
提案ができるということは
理解度が高いということになります。

 

一方で、
間に合わせ的処置が、
効果的な打ち手であるほど
アップデートする気になれません。
もう、十分大丈夫な気がするからです

ただし、
本当はここまで行きたいが
妥協してここで済ませている
というこであれば、
すぐにでも対応しないと
後から苦しい思いをすることになります。

間に合わせ的な対応の後には
今後の処置がつきものだと思います。

機転の利いた提案で
悦に浸ることなく
もともと何をしようとしていたかを
冷静に考えられるようにしたいです。

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